やはりただのカンでは勝つことは難しい。
そこで相場の行方を判断する材料となるチャートについて調べていこうと思います。
まずはチャートにはどんなものがあるのか、から。
ローソク足とは何か
ローソク足は、ある期間における相場の始値、終値、高値、安値の四本値を1本の棒状に表したものです。
このように、ローソクの胴体を実体と呼び、始値より終値が高いものを陽線、始値より終値が安いものを陰線と言います。
実体から上下に伸びる線をヒゲと呼び、上に伸びるヒゲの先が高値、下に伸びるヒゲの先が安値となります。
1日の四本値によって構成されるローソク足を日足と呼び、他にも1年(年足)、1ヶ月(月足)、1週間(週足)、時間足、分足などの種類があります。
- 高値…その期間の中で一番高い値段
- 安値…その期間の中で一番安い値段
- 始値…その期間の一番最初についたレート
- 終値…その期間の一番最後についたレート
陽線、陰線の種類
大陽線・大陰線
①丸坊主
陽の丸坊主
上ひげ、下ひげの無い大陽線で、強い上昇期待感があり、大幅高を暗示しています。陰の丸坊主
上ひげ、下ひげの無い大陰線で、強い失望感があり、大幅安を暗示しています。
②陽の大引け坊主、陰の大引け坊主
陽の大引け坊主
上ひげの無い大陽線で、強い上昇期待感があり、大幅高を暗示しています。陰の大引け坊主
下ひげの無い大陰線で、絶望感があり、大幅安を暗示しています。
③陽の寄付き坊主、陰の寄付き坊主
陽の寄付き坊主
下ひげの無い大陽線で、上昇期待感と共に失望感・高値警戒感があり、上昇一服を暗示しています。陰の寄付き坊主
上ひげの無い大陰線で、強い失望感があり、下落一服を暗示しています。
小陽線・小陰線
小陽線
寄り付きから大引けまで、値上がりし、上昇期待感があり、相場の上昇を暗示しています。小陰線
寄り付きから大引けまで、値下がりし、失望感があり、相場の下落を暗示しています。
①陽のコマ、陰のコマ
陽のコマ
上ひげ、下ひげが共に長く、実体が短く、上昇期待感の中に気迷いがあり、相場の転換を暗示しています。陰のコマ
上ひげ、下ひげが共に長く、実体が短く、失望感の中に気迷いがあり、相場の転換を暗示しています。
②下影陽線、上影陰線
下影陽線
下ひげが実体と上ひげを合わせたものより長く、上昇期待感があり、上昇継続を暗示しています。上影陰線
上ひげが実体と下ひげを合わせたものより長く、失望感があり、下落継続を暗示しています。
③上影陽線、下影陰線
上影陽線
上ひげが実体と下ひげを合わせたものより長く、高値警戒感・失望感があり、調整局面入りを暗示しています。下影陰線
下ひげが実体と上ひげを合わせたものより長く、失望感があり、下落一服を暗示しています。
④陽のカラカサ、陰のカラカサ
陽のカラカサ
上ひげがなく、下ひげが極端に長く、上昇期待感があるが、相場の転換を暗示しています。陰のカラカサ
上ひげがなく、下ひげが極端に長く、失望感があるが、相場の転換を暗示しています。
⑤トンカチ、トウバ
トンカチ
上ひげがなくて、下ひげが長く、上昇期待感があるが、相場の転換を暗示しています。トウバ
下ひげがなく、上ひげが長く、失望感があり、相場の転換を暗示しています。
⑥クロス、一本線
クロス
上ひげと下ひげが長く、気迷いがあるが、相場の転換を暗示しています。一本線
ひげが全く無く、様子見だが、相場の転換を暗示し、時に相場を加速します。
上記は一般的な傾向であり、必ず上がったり下がったりを保障するものではありません。
一応、ローソク足とは何かを簡単に調べたけど、次はどう使っていくかを調べてみようかな。
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