FXと定期外貨預金が合体した「積立FX」のメリットとは

2015年12月10日からSBI FXトレードの新商品「レバレッジ付き定期外貨取引」が始まりました。(積立FXに名称変更されました)

簡単に言うとFXのレバレッジが使えて購入頻度を設定できる定期外貨預金といったところでしょうか。

当商品の概要とそのメリット、デメリットを紹介していきます。

FXと積立FXの違い

FXの口座とは別に専用の口座が割り当てられFX口座とは区別されます。お互いの口座間で預り金の振替ができます。

FXと同じく1通貨単位での取引が可能、1回あたり100万通貨までの購入できます。取扱通貨はFXの26通貨ペアより少ないクロス円の9通貨ペアで取引可能です。

また、FXのレバレッジが25倍なのに対して、積立FXはレバレッジ1~3倍の中から選択出来ます。

レバレッジ 通貨ペア
1~3倍 米ドル、ポンド、豪ドル、NZドル、カナダドル
1~2倍 人民元、ランド、トルコリラ、香港ドル

 

スプレッドはFXより大きい

例えばドル円はFXでは0.27銭なのに対して積立FXでは5銭、豪ドルでは0.77銭に対して20銭となっている。

またFXと同じくスワップポイントがもらえます。

 

ロスカットについてですが、口座の証拠金維持率が100%を下回った場合、新規注文が取り消され停止されます。さらに証拠金維持率が30%を下回った場合、すべての建玉を決済します。

 

積立FXのメリット

毎日、毎週、毎月の指定した頻度で自動購入されるので手間がかからず、毎日レートを気にしながら取引する必要がないのでストレスを軽減できます。

外貨預金にレバレッジをかけられますが、1~3倍という低めのレバレッジに限定することにより過剰なリスクが防止できます

SBI FXトレードの大きな特徴である1通貨単位での取引。定期購入において少額取引のメリットが活きてきます。

銀行の外貨預金は銀行が破綻した場合保護の対象になりませんが、SBIFXの場合は万が一破綻しても証拠金、損益、スワップは全て保護されます。
つまり全額戻ってきます

積立FXのデメリット

まるでいいことずくめのようなレバレッジ付き定期外貨取引ですが1つデメリットがあります。

それはFXに比べてスプレッドが広いことです。もちろん銀行の外貨預金に比べれば断然コストが低いですけどね。

ちなみにSBIFXトレードのHPでは、積立FXのスプレッドは円で表記されています。

通常FXのスプレッドは銭で表記されることが多いので最初見た時ダマされました…積立FXのスプレッドが円で表記されていたので最初は気づかずスプレッドが狭くなった!と思っていたのですがやはり良く見ないといけませんね。

 

少しでもコストは安く!という人はFXがいいかもしれません。

そうでなければレバレッジを1倍に設定しておけば通常の外貨預金のように運用できますし、一度設定をしておけば自動で取引できて手間いらずなこちらがいいかもしれません。

 

また、1通貨単位で取引ができるので毎月1ドル(約110円)ずつという少額でも行うなどお試し感覚でも可能です。

FXはやりたくないけど外貨預金はやってみたい。でも銀行は手数料が高い…と考えているならばSBIFXトレードで積立FXをためしてみてはいかがでしょうか?

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