国内バイナリーオプションの取引例

以前、バイナリーオプションの概要を書いた時に国内、海外で違いがあるという事を書きましたが、具体的に取引上どのような違いがあるのか、私が使っているものを例に挙げてみたいと思います。(各業者によって違いはあります)

 

国内バイナリーオプションも相場が上か下かを当てる点では海外と共通していますが、国内の場合はラダーと呼ばれるハシゴのように設定された価格の中から選択し、指定された時間の相場がその価格よりも上か下かを予測します。

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例えばドル/円の場合、画像のように115.90、115.80、115.70…のように分けられており、115.80未満(円高)であると予想したら115.80を選択し、↓円高でBETします。

 

結果が予測通りならば1枚当たり1,000円を獲得できます。10枚買えば10,000円、100枚買えば100,000円です。

予測が外れた場合は掛け金はそのまま失われますが、掛け金以上に損失が出ることはありません。

 

1枚当たりの購入額、売却額は相場によって変動します。
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現在の価格が115.80より大きく円高方向にあるので、円高と予測する場合の購入価格が高くなっています。

反面、115.80より円安と予測する場合の購入価格が安くなっています。

 

例えば今の相場で、115.80未満(円高)で1枚購入した場合、購入価格は931円となり、予測が当たった場合1,000円戻ってくるので儲けは69円となります。外れれば931円の損失です。

115.80以上(円安)で1枚購入した場合、購入価格は148円となり、予測が当たれば1,000円戻ってくるので利益は852円となります。外れれば148円の損失です。

 

相場は常に動いているので、購入価格が安いから当たらないとか、高いから当たるという事はありません。相場の動きによって、大きくなったり小さくなったりして逆転もします。

数分前まで円高方向の購入価格が1枚931円だったのに、相場が円安方向に大きく動いたため、500円だとか80円に変化することもあります。購入のタイミングを見極めるのも大事です。

 

【判定時間について】
判定は、11時~5時までの間2時間ごとに行われており、1日10回の判定があります(業者により異なる)。

購入は判定時間の3時間前~2分前まで可能で、判定時間の2分前からは購入も売却も出来なくなります。

例えば15:00判定の回では12:00から受付が始まり、14:58に締め切られ15:00の時点で予測以上か、予測未満か判定されます。

 

【途中売却について】
すでに購入したものについて受付期間内であれば売却が出来ます。
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購入価格615円の時に円高方向に5枚購入しました。
現在は画像から購入価格833円、売却価格は753円となっています。

つまり今売却すると1枚当たり753円-615円=138円
持っている5枚全てを売却すると、138円×5枚=690円の利益になります。

 

油断するとこんな事も…
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購入価格498円の時に円安方向に5枚購入しました。

しかし予測とは大きく反対方向に相場が離れてしまい現在は画像から購入価格51円、売却価格は0円となっています。

つまり今売却すると1枚当たり0円-498円=-498円
持っている5枚全てを売却すると、-498円×5枚=-2,490円

 

しかし、この売却をうまく使う事によって、判定時に予測が外れ掛け金を全て失う事を避け、最小限のマイナスで済ます事も可能です。

以下は私が使っているバイナリーオプションの概要です。

タイプ ラダーオプション
判定時間 月~金 11:00~5:00まで2時間おき(全10回)
購入時間 判定時間の3時間前~2分前まで
取扱い通貨ペア ドル/円、ユーロ/円、ポンド/円、ユーロ/ドル
ペイアウト 1枚=1,000円(固定)
購入上限 1注文200枚、1日10,000枚まで
手数料 取引手数料0円、口座開設・維持費用0円

 

次回は海外バイナリーオプションの取引例を簡単に紹介します。

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