FXのチャートを見ていると、ある時間に突然大きく動き出す現象があります。
その時何が起きているかといえば「経済指標」が発表され、それを見た投資家たちが一斉に売買をしているのです。
【経済指標とは】
経済指標は今後の経済状況を見極める重要な要素であり、相場を大きく動かす要因になります。事前に予想された数値より発表された数値が良いか悪いかで上下が変わります。
経済指標は決まった時間に発表されているのでそれを狙ったトレーとをする人も多いです。
大きく動くということは儲けるチャンスでもありますが、同時に大きな損をする危険も含んでいます。
【主な指標発表】（抜粋）
・雇用統計 … 毎月第1金曜日、日本時間22：30
・FOMC政策金利発表 … 年8回、日本時間3：15 or 4：15
・米四半期GDP … 毎月下旬、日本時間22：30
・英中銀（BOE)政策金利発表 … 毎月上旬、日本時間21：00
・欧州中央銀行（ECB)政策金利発表 … 毎月、日本時間21：45
中でも雇用統計やFOMCなどは50pips近く動いたりするのでお祭り騒ぎです。
いきなり全てを覚える必要はありません。雇用統計やFOMCなどでどんな動きをするのか、よく観察してみましょう。
どんな指標があるのか、詳しく知りたい方は各FX業者のホームページに経済指標カレンダーがあるので参考にしてみましょう。
また、これらの定期的な発表以外にも要人の発言がきっかけで大きく動いたりします。
FRBのイエレン議長、ECBのドラギ総裁、BOEのカーニー総裁、日銀の黒田総裁、麻生財務大臣など各国経済主要閣僚などの発言には目を光らせましょう。
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