金融庁がFXのレバレッジ引き下げを検討しているらしい…

お久しぶりです。

ここ数ヶ月、いろいろやってる間にすっかり時間が過ぎてしまい、前回のデイトレから5ヶ月以上が経っていました…

ちょっと落ち着いてきたんでまたデイトレの方を再開していきたいと思います。

 

そんな中、日経新聞の記事で「金融庁がFXの証拠金倍率を引き下げ検討」というニュースが入ってきましたね。

どういうことかというと、現在25倍まで適用できるレバレッジを10倍程度まで引き下げるというものです。

 

レバレッジとは

通常の外貨預金では1ドル100円の時に1万ドル預ける場合、100万円必要になります。

FXではレバレッジが使えるため、これより少ない資金で取引が行えるのです。

例えば、1ドル100円の時に1万ドル購入する場合、レバレッジが最大の25倍で4万円となります。(4万円で100万円分の取引が出来る)

持っているお金以上の取引が出来てしまうという事は、少ない資金で大きな利益を得られる反面、持っているお金以上の損失を出してしまう恐れもあるということです。

 

そのため、損失を抑制するためにFXにはロスカットという制度があり、証拠金に対して一定以上の含み損を抱えると強制的に取引を打ち切り、それ以上の損失を受けないようにします。

レバレッジが大きければ大きいほど、ロスカットまでの余裕幅が狭くなるのに注意です。

 

レバレッジが規制されると

どうやらFXにおいて想定を超える損失を出してしまう投資家の存在が念頭に置かれており、そのリスクを抑制する目的で規制を検討しているようです。

これが実現するとドル円で1ロットの取引を行うために現在では4万円程度で行えるのに対して、11万円ほどにまで必要証拠金が上がります。

このニュースに対して海外FX業者への移行を検討する投資家が増えることも危惧されています。

 

過去にも国内のFX業者は規制を受けており、レバレッジが400倍で行える時期もありましたが現在では25倍まで下げられています。

もし10倍まで引き下げられると、最大500~1000倍までレバレッジをかけられる海外業者に水をあけられる結果となるでしょう。

国内FXと海外FX業者の違いを比較

 

これをやられると私としても困りもので、現在の1万円で行っている取引は20倍程度のレバレッジを必要としているので証拠金を増やさなければなりません。

低額取引に変わりはないのですが、なんだか気持ち悪いですね。

とりあえず今のところは海外業者に移ったりする気はなく、このまま続けて実際に規制が始まった場合は証拠金を投入しようかと思っています。

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