FXで勝つためには取引の精度を上げる事も重要です。
自分の取引にはどんなクセがあってどのように取引しているのか、勝った時の利益や負けた時の損失、勝率、購入量などを数字で客観的に確認することにより把握します。
記録表を作ろう
記録と言っても大層なものを作る必要はありません。自分でどんな取引をしているのか分かれば良いのです。
例えばこんな感じです。
- 何月何日
- どの通貨ペアで
- 何枚買い(売り)
- どこでエントリーして
- 損切りポイントと利確ポイントはどこか
- どこで決済したか
- 結果はどうだったか
これだけで、自分のトレードのクセを知る事が出来ます。
それによって「利確に対して損切りの幅が広すぎる」など改善のための考察ができるのです。
私の場合は参考にしている書籍があって、それにならって損益分岐点との比較をみながらトレードを考えているため勝率と損益比の情報は欠かせません。
エクセルが得意な人は計算式で数字が自動で出て来るようにしたり、リストを作りプルダウンで選択したりすれば便利ですね。
チャートも残しておこう
さらに詳しく分析したい場合は、トレード時のチャートを貼り付けてみましょう。
ワードでもエクセルでもいいので、チャートと一緒にその時の状況を取引記録につけておけばその時の状況を振り返ってみる事ができます。
図形オブジェクトを使ってエントリーポイント、決済ポイントなどに印をつければ分かりやすいですね。
チャートを見るとその時上昇トレンドであった。動きに法則性はなかった。ブレイクポイントだった。などという情報がすぐに確認できます。
- 通貨ペア、何分足か、使用したテクニカル指標
- エントリーポイント、購入枚数、売買
- 決済ポイント、決済方法(手動、指値、ロスカットなど)
- 利確ポイント、損切りポイント
- エントリーに至った理由(状況など)
- その結果、どういう状況になり決済したのか
逆張りして大損した場合など、これをみればすぐ反省点が見つかります。
これらを積み重ねることでトレードの精度を上げ、勝つためのトレードにつながっていくと考えます。
面倒くさいと思いますが、感覚や運だけで勝ち続ける事はできません。少しでも負ける要素を減らしていくことが勝ちに一番近づくのだと思います。
FXの記録と資金管理について、参考にした書籍です。
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